Linuxならではの生産性・作業効率の高さを活かした使い方を学ぼう
学習を深めることで、より生産性を高めることができるのがLinuxの魅力の1つです。
習得するのはやや難しいですが、覚えてしまえば高い生産性を手に入れることができます。
Windowsでは『生産性』よりも『誰にでも簡単に使えること』が重視されているように思います。
一方、Linux系OSでは『生産性を犠牲にしない範囲で可能な限り使いやすく』というところを目指しています。
前の章では、Windowsの代用としてLinux Mintを利用する方法を学びました。
Windowsを操作するような感覚でLinux Mintを利用できることがわかったかと思います。
この章では、いよいよLinuxらしい使い方の解説に入ります。
ここからが本番といってもいいでしょう。
この章の内容
- キーボード操作の窓口となる端末の開き方と閉じ方
- ディレクトリツリーの概要および探索方法について
- ファイルやディレクトリの操作(作成・改名・移動・削除・複製)
- リダイレクトで標準入力と標準出力をファイルへつなぐ
- パイプラインで複数のコマンドの流れをつなぐ
- 補完とワイルドカードおよびコマンド置換について
- コマンド履歴の表示と再実行
- コマンドラインの編集方法
- 複数のコマンドを順に実行する
- シェル変数と環境変数でシェルやコマンドの振る舞いを制御
- 引用符と二重引用符で空白を含むテキストを作る
- ログイン時・シェル起動時・ログアウト時の処理の記述場所
- 打つのが面倒なコマンドもエイリアスで楽に実行
- プロセス置換でコマンドの実行結果をファイルとして渡す
- evalを使って動的にコマンドを組み立てることができる
- アクセス権を決めるパーミッションの設定
- ハードリンク・シンボリックリンクでファイルを別名でも参照
- 擬似デバイスファイルおよびその活用方法
- ファイルやディレクトリを探す3種類の方法
- 端末での作業の実例あれこれ
- viエディタで効率を飛躍的に向上させる
- 権限昇格で一時的に管理者ユーザの権限を持つ
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