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Linuxらしい使い方を覚える

  

Linuxならではの生産性・作業効率の高さを活かした使い方を学ぼう

学習を深めることで、より生産性を高めることができるのがLinuxの魅力の1つです。 習得するのはやや難しいですが、覚えてしまえば高い生産性を手に入れることができます。

Windowsでは『生産性』よりも『誰にでも簡単に使えること』が重視されているように思います。 一方、Linux系OSでは『生産性を犠牲にしない範囲で可能な限り使いやすく』というところを目指しています。

前の章では、Windowsの代用としてLinux Mintを利用する方法を学びました。 Windowsを操作するような感覚でLinux Mintを利用できることがわかったかと思います。

この章では、いよいよLinuxらしい使い方の解説に入ります。 ここからが本番といってもいいでしょう。

この章の内容

  1. キーボード操作の窓口となる端末の開き方と閉じ方
  2. ディレクトリツリーの概要および探索方法について
  3. ファイルやディレクトリの操作(作成・改名・移動・削除・複製)
  4. リダイレクトで標準入力と標準出力をファイルへつなぐ
  5. パイプラインで複数のコマンドの流れをつなぐ
  6. 補完とワイルドカードおよびコマンド置換について
  7. コマンド履歴の表示と再実行
  8. コマンドラインの編集方法
  9. 複数のコマンドを順に実行する
  10. シェル変数と環境変数でシェルやコマンドの振る舞いを制御
  11. 引用符と二重引用符で空白を含むテキストを作る
  12. ログイン時・シェル起動時・ログアウト時の処理の記述場所
  13. 打つのが面倒なコマンドもエイリアスで楽に実行
  14. プロセス置換でコマンドの実行結果をファイルとして渡す
  15. evalを使って動的にコマンドを組み立てることができる
  16. アクセス権を決めるパーミッションの設定
  17. ハードリンク・シンボリックリンクでファイルを別名でも参照
  18. 擬似デバイスファイルおよびその活用方法
  19. ファイルやディレクトリを探す3種類の方法
  20. 端末での作業の実例あれこれ
  21. viエディタで効率を飛躍的に向上させる
  22. 権限昇格で一時的に管理者ユーザの権限を持つ

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