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デスクトップアイコンの調整

  

デスクトップアイコンを調整する

初期設定のLinux Mintでは、デスクトップにはアイコンは1つも表示されません。 なお、USBフラッシュメモリや外付けハードディスクなどを接続すれば、それらのアイコンは表示されます。 しかし、ゴミ箱やホームディレクトリなどのアイコンはありません。

この記事では、デスクトップアイコンを調整して使いやすくするための手順を紹介します。

ホームディレクトリとゴミ箱のアイコンを表示する

では、デスクトップアイコンを調整します。 ホームディレクトリとゴミ箱のアイコンを表示してみましょう。

1. Linux Mintメニューから "コントロールセンター" を実行する
1. Linux Mintメニューから "コントロールセンター" を実行する

上図のようにLinux Mintメニューを開き、"システム" の下にある "コントロールセンター" を実行します。

2. コントロールセンターから "デスクトップの設定" を実行する
2. コントロールセンターから "デスクトップの設定" を実行する

上図のようにコントロールセンターが開きますので、"デスクトップの設定" を実行します。

3. デスクトップの設定画面が開く
3. デスクトップの設定画面が開く

上図のようにデスクトップの設定画面が開きます。 現在選択されている『デスクトップ』カテゴリで、デスクトップアイコンに関する設定を行うことができます。

見ての通り、現在の設定では "マウントされたボリューム" のみが有効になっています。

  
PCに接続された記録媒体をディレクトリ構造の一部として連結することを "マウント" と呼びます。
  
前の記事ではUSBフラッシュメモリを "/media/taro/YAMADA_4G" で参照することができましたが、これはUSBフラッシュメモリが "/media/taro" にマウントされたためです。
4. ホームとゴミ箱も有効にする
4. ホームとゴミ箱も有効にする

上図のように "ホーム" と "ゴミ箱" も有効にしましょう。 有効にしたらデスクトップの設定画面とコントロールセンターを閉じましょう

5. デスクトップにホームとゴミ箱のアイコンが表示される
5. デスクトップにホームとゴミ箱のアイコンが表示される

上図のようにデスクトップにホームディレクトリとゴミ箱のアイコンが表示されます。 これらをダブルクリックすることで、ファイルマネージャでホームディレクトリやゴミ箱を開くことができます。

  
  

まとめ

デスクトップアイコンは、コントロールセンターから呼び出せる『デスクトップの設定』画面で調整することができます。

なお、"マウントされたボリューム" を無効にすると、USBフラッシュメモリや外付けハードディスクのアイコンが表示されなくなってしまいます。 "マウントされたボリューム" は有効のままにしておき、好みに応じて "ホーム" や "ゴミ箱" を有効にするのがいいでしょう。

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