初期設定のLinux Mintでは、デスクトップにはアイコンは1つも表示されません。 なお、USBフラッシュメモリや外付けハードディスクなどを接続すれば、それらのアイコンは表示されます。 しかし、ゴミ箱やホームディレクトリなどのアイコンはありません。
この記事では、デスクトップアイコンを調整して使いやすくするための手順を紹介します。
では、デスクトップアイコンを調整します。 ホームディレクトリとゴミ箱のアイコンを表示してみましょう。
上図のようにLinux Mintメニューを開き、"システム" の下にある "コントロールセンター" を実行します。
上図のようにコントロールセンターが開きますので、"デスクトップの設定" を実行します。
上図のようにデスクトップの設定画面が開きます。 現在選択されている『デスクトップ』カテゴリで、デスクトップアイコンに関する設定を行うことができます。
見ての通り、現在の設定では "マウントされたボリューム" のみが有効になっています。
上図のように "ホーム" と "ゴミ箱" も有効にしましょう。 有効にしたらデスクトップの設定画面とコントロールセンターを閉じましょう。
上図のようにデスクトップにホームディレクトリとゴミ箱のアイコンが表示されます。 これらをダブルクリックすることで、ファイルマネージャでホームディレクトリやゴミ箱を開くことができます。
デスクトップアイコンは、コントロールセンターから呼び出せる『デスクトップの設定』画面で調整することができます。
なお、"マウントされたボリューム" を無効にすると、USBフラッシュメモリや外付けハードディスクのアイコンが表示されなくなってしまいます。 "マウントされたボリューム" は有効のままにしておき、好みに応じて "ホーム" や "ゴミ箱" を有効にするのがいいでしょう。